アルチュール・ランボー(翻訳:菊地寿子 秋葉工房)

1992年・秋、フランス語を習いに通っていた時に出会ったランボー詩集の原書に夢中になった私は翌年早々に「地獄の季節」の翻訳をスタートさせました。

そしてその年の春、1人で旅立ったパリの街角に、彼の詩”永遠”の溌剌とした印象を発見し、心は感慨で一杯だったことを今でも覚えています。

ランボーが19歳の時に書き上げた「地獄の季節」は、フランス文学の最高峰と呼ばれる散文詩であり、ランボーが新しい詩作の方法を発明し実現させた代表作であり、私は試作実行の告白であると思っています。

未知なるものに到達しようとして、彼は自分の不可能に気づいた。

気づかせたのが何であったのか?

それを探りつつ、フランス詩人の魅力の深淵にこれから増々溺れて行きたいと思っています😊